クリスマスが終わって、あっという間に年末ムードが漂ってきましたね。
ここ数年は帰省ができなかったけど、今年は久しぶりにご家族と会えるという方も多いのではないでしょうか。
普段よりまとまった時間が取れて、今後のことを考えやすいのもこの時期です。
「久しぶりに帰ったら親が年を経っているのを感じて、今後のことを考えておかないと・・・」と感じるお子さんや、
逆に、「そろそろ今後のことを子どもと相談しておかないと・・・」と思っている親さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
このような話は”もしも”話になるの、健康なうちは特に先延ばしにしてしまいがちな話題ですが、
せっかくブログを見ていただいているので、家族で今後のお金のことを考えるいいきっかけになると幸いです。
まずは現状の把握を
最初に今の財産状況を把握しましょう。
預貯金、保険、証券、不動産などなど、親に聞かないと分からないご家庭のほうが多いと思います、
財産は、「何が、どこに、どれだけあるか」を明確にしておきましょう。
おたがいに元気なうちは聞きにくい話題でもあります。
ただ、ポイントは「元気なうちに」です。
万が一となってからでは確認のしようがないので、親の意思判断が正しくできるうちに家族で話をしておきましょう。
親本人が「どのように人生の最後を迎えたいか」を記せる「エンディングノート」を書いてみるのも一つの方法ですね。
使っていない銀行口座やカード等を解約して必要な分だけにまとめたり、入っている保険の見直しをしたりと、財産の整理も忘れずに!
また、お金ではないですが、家を片付けしながらモノを整理しておくことで、後々のいらぬ苦労を極力減らしておきましょう。
今後のライフプランは?
現状を把握した上で、「人生100年時代」となっているこの先の人生を、どのように生きていきたいかという本人の希望が大切です。
介護状態になった時に家族が世話をするのか、施設に入るのか。
家は誰が引き継ぐのか、手放してしまうか。
大まかな選択肢だけ決めておくだけでも大きく違います。
また、その財産をどのように遺していくかも家族で共有しておきましょう。
これまで大事に築いてきた財産なので、次の世代にも大切に遺していきたいですよね。
また、子や孫に残すだけでなく、「生きている間に後悔のないように使うこと」
私はこれも重要だと思っています。
ご家族と旅行に行く、ご夫婦で美しいものを食べる、一人旅をしてみるなど、
あの世にお金は持っていけないので(笑)、元気な時に自分や家族のために使っていくことも意識してみてください。
まとめ
お金の遺し方や、相続対策について私たちFPもご相談に乗っていますので、必要なときはいつでも声をかけてくださいね!
次回、年明け一発目のブログは1月1日にアップする予定なのでぜひご覧ください^^
来年も「幸せのきっかけを多くの人に届け続ける」ために、たくさんのお客様に会えるのを楽しみにしています!
変わらずよろしくお願いいたします。
では、身体に気をつけて年末年始を過ごしましょう〜!