こんにちは、スコッチ松田です。

メンバーみんなの哲学や考え方を披露しているので
自分も哲学などを書こうと思いましたが
いざ書こうとすると思いつかなかったので
今回は自分がFPになったワケを書こうと思います。

HPの自己紹介文にも載せているので
重複することもあると思いますが
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

2009年時の就活

私の就活はちょうどリーマンショックの影響をもろに受けた時期でした。

それまで就活といえば、5社も受けたら多い方で

大体3社ぐらい受けて2、3社からの内定をもらってそこから選ぶというのが

先輩から聞いていた就活でした。

それが、一気に様変わりをして私たちの時代は100社エントリーして当たり前。

さらに100社エントリーから1社内定もらえるかどうかでした。

当時の自分はやりたいことがとにかく見つかっていませんでした。

モノに対しての執着がなかったのでメーカー系は想像が付かず

お堅いイメージがある公務員系も全く興味がありませんでした。

漠然的に年収が高く、コンパでモテるイメージがある商社に憧れがありました。

総合商社5社と専門商社を中心にエントリーをしていきました。

面接までいければ最終面接までは大体いけるものの

最終面接で大体落ちていました。

最終面接までは大体グループ面接なので、隣の人よりも目立てば良いので

自分としては簡単でした。

ただ、最終面接となれば隣に基準となる人がいなく自分1人に役員が3人です。

当時の自分はやりたいことがとにかく別になく、しかもやりたいことを見つけれたとしても別にやらせてくれないし、外から見ているのと中から見るのでは違った景色だから別に事前に調べる必要なんてないよね。

最初は言われたことはとにかく誰よりもするし、実力がついていけば自ずと自分のしたいことは見つけれる自信があるから、それでいーやん!って思っていました。

振り返ってみると甘かったなとは思うものの、ただそれをストレートに面接でぶつければ良かったなと思います。

型にはまってしまって、当たり障りのないことを伝えてしまいました。

それで受けていた全ての会社からお祈り連絡をもらいました。

あそこで商社で入っていれば今とは全く違う人生だっと思います。

夏明けて、また1から就活をし直さなければならない時に

塾生でもあり、アルバイトもしていた塾から声をかけていただきました。

自分の人生を変えてもらった塾長さんの元で働いて

学べるものは全て学ぼうと思って、興味はなかった塾業界に行くことを決めました。

 

8年務めた塾長

アルバイトをしていたこともあり入社直後から塾長を任せていただきました。

それも、収益が合わなくなって潰そうとしていた教室を再立ち上げとして始めました。

とにかくがむしゃらに目の前の生徒を満足させること、合格させること、生徒数を増やすことに注力しました。

自分に合っていたのか、周りの助けもあり、1年目には黒字化となり

3年目には新しく2教室目を出すこととなりました。

振り返ると結構ゴリゴリの指導をしてきたと思います。

自分の力不足で辞めさせた生徒には本当に申し訳なかったです。

辞めさせた生徒には申し訳ない気持ちはありましたが

そこを振り返る暇がないぐらい残ってくれた生徒たちを合格させることに集中していました。

とにかく嫌われようが好かれようがそんなのはどうでも良く、合格させる(勉強させる)にはどうしたら良いのかしか考えていなかったです。

だったので、第一志望にいかせてあげれなかった生徒たちが本当に心苦しかった。

その子たちになにかしてあげることは無いのか。ここを2年目から考え出したのが後々にFPになるキッカケでした。

 

FPのキッカケ

せっかく最後まで頑張ってぼくたちの指導を信じて頑張ってくれたのに

あと1歩で第一志望を落ちてしまった子たちになにか出来ないのかを考えたが

今の自分の実力では考えに至らなかったので

とにかく毎年毎年生徒は入れ替わりで受験生となるので

とにかく合格させることに注力しました。

その空いたプライベートの時間で知見を広げようと色んな人の話を聞く動きをしていました。

とにかく興味があったり、疑問に思った世の中のことは直接聞きに行くことにしました。

そんなことをしていると、自然とお金の歴史を調べるようになり

政治、宗教、世界史、都市伝説など全て繋がっているのだと思うようになりました。

その中で、たまたま外資系の保険会社さんからスカウトの話をいただきました。

保険会社に全く興味もなく知識もなかったので選考に進んでみました。

その中で似たようなことをしている友人がそういえばいたなと思い

話を聞きにいったのがFPになったキッカケでした。

そこからFPの勉強をしていくと自分が考えていたことってFPだったら

全て叶えられるのではないかと。

落ちた生徒たちにも今度はお金の勉強入りで仕事をする考え方などを伝えることができるのではないかと思い始めました。

そこからは早かったです。

色々と回り道したなとは思いますが

自分としては何一つ無駄なことはなかったなと思います。

今までの行動、決断、考え、遊びが全て今に集約しているなと。

人生なんて今が良くても数年後にどうなってるか分からない。

だったら自分のやりたいことをいかに社会とリンクさせるのかが

ぼくは大事だと思っています。

 

つらつらと書きましたが全て伝えきれてはいないので

また機会があれば書きます。

それでは良い週末を!