iDeCo(イデコ)は国を挙げて推している節税効果の高いため方の一つです。
今回はイデコをすぐに活用したほうが良い人、今はしないほうが良い人に分けて見ましたので、自分はどこに当てはまっているか参考にしてください。
一般的にiDeCoをかけたほうが良い人
かけたほうがいい人を3パターンに分けてみました!
公務員
最近ではなりたい職業でもランクインしてきた「公務員」です。憧れられやすい公務員ですが、最近は厳しい状況に置かれています。
残業や、仕事が個人に集中しすぎているなどありますが、お金の面でいったら退職金がどんどん減っていっています。
2012年ごろから、民間と比べて退職金が高いという理由から約400万近くも退職金が減ってしまいました。
公務員は、2017年にイデコの加入対象になったということは、優遇という意味ではなく、「自己責任で積み立てて年金を確保してね」というメッセージかもしれないですね。
会社員
ぜひぜひ活用してもらいたいです。
サラリーマンの方が毎年しっかり節税して簡単にお得になれる制度は今のところふるさと納税とイデコくらいです。
毎月の生活に余裕がある方はぜひやってみてください!
自営業・フリーランス
自営業とフリーランスは基本的に年金が国民年金しかないです。
イデコは自営業の方は月に68000円まで積み立てが可能で、他の職業と比べてかなり優遇されています。
自営業やフリーランスは年収ベースでいったら、稼いでる人は比較的多いと思いますが個人的には自営業の年収1000万はサラリーマンの年収500万と同じくらいの感覚です。
というもの、何かあった時や、老後に対する社会保障がほとんどないので。
仕事柄、自分の身を自分で守るという危機感は他の職業に比べてあると思いますので早めの対策を!
iDeCoをかけないほうが良い人
逆に、今このタイミングでかけないほうがいい人は
簡単に言ったら
- 掛け金が全額所得控除
- 運用益が非課税
- 受け取る時も税制が優遇
といった、イデコの3大メリットを享受できない人です
具体的に見ていきましょう!
専業主婦の方
年収103万以内ならばそもそも所得税・住民税がかかっていません(扶養に入っている状態ですね)
ですので、イデコを加入するのではなく、他のお金のため方を活用するべきですね。
節税効果はすくないけど、普通預金よりも利率のいいお金がたまりやすいものはたくさんありますので!
住宅ローン控除がきいている人
会社員の中でも例外があります。住宅ローン控除が大きすぎて所得税が完全にない状況の人です。
この方は全額所得控除というイデコの一番大きなメリットがまだ受けられない状況ですので、とりあえずは保留にする方向性にしたほうが良いと思います。
夫が住宅ローン控除を一人で受けていてる状態で、奥さんが正社員でしっかりとした収入があるならばイデコを使ってためていくのはありですね。
収入が少ない方・日々の生活資金がギリギリの方
イデコのしんどいところは60才までは受け取ることができないというところです。
つまり、長期的な資産形成を目標にしています。
ですので、日々の生活にカツカツの方はイデコはやめて、手元にお金をある状態を目指しましょう。
収入があるのに日々の生活がカツカツな方は確実に支出がおかしくなっていますので、ブログに書いてあることを少しずつ実践して見てください。
月の収入を5000円あげるのは大変ですが、よくわからないお金を5000円減らすのは数分でできます。頑張りましょう!
20代の方々
これは個人的な意見です笑
人生いつでもチャレンジすることが幸せだと思っていますが、特に20代は自分のスキルを上げることや、様々な経験をすることに使ってもらいたいです。
自己投資が一番効率のいい投資なので。
しっかりとした経験・スキルを持っていたら20代で稼ぐお金より、30代で稼ぐ金額がはるかに高くなります。
それが自営業じゃなくて固定給の人でもです。
月に20万の給料の人が月に100万円の仕事をする・価値を出す。
それを会社や周りが放っておくわけがありません。
ちょっとおくれて、お金や信用という形で必ずかえってきます。
これは、僕も大事にしている考え方ですね。参考までに。
まとめ
一昔前は1つの会社に定年まで働き続けることが前提でしたが、今は「この会社に定年までいる」という人はほとんどいなくなったと思います。
大手企業も続々と「副業解禁」となっているということは、「自分の将来は自分で責任を取ってね」という「自己責任」の時代になってきたとも言えます。
いずれなんとかなるだろうと考えて、なんとかならない人が続出する世の中になってきましたね。
逆にいったら、ちゃんと自分を律し、将来プランに対してコツコツ行動できる人は人は生きやすい世の中になって生きます。
昔よりも個人が稼ぎやすく、情報も取りやすくなっている時代なので、社会人になってもどんどん学んでいきましょう!