こんにちは!
スコッチ代表の築地です。
早速ですが、みなさん。
今日は知っているのと知っていないので場合によっては数千万円変わる話をしていこうと思います。
例えば、こんな状況をイメージしてみてください。
コロナも明けて、夕方に友人とお酒を飲んでいて、二軒目に向かうために交差点で待っています。
友人と楽しく話しながら信号が変わるのを待っている。
そんな時に、よそ見をした車が自分たちのところに突っ込んできたら、、、
想像しただけで恐ろしいと思います。
実際にそんな事故が起きたら、パニックですよね。
救急車を呼んだり、家族に電話したり、保険会社に電話したり、、、
軽症ならば整骨院などに言ったら治るかもしれませんが、場合によってはウン千万の治療費がかかることも。。。
全てのことが終わった後に残るのは、現実なお金の問題。
このように、病気以外の意外と身近な「働けなくなるリスク」が、事故です。
これは、自分がいつ被害者になるかもわからないですし、いつ加害者側になるかもわかりません。
さっきの例だと、相手が無保険だったりしたらさらに最悪なものになります。
ただただ、莫大な治療費を被害者の自分が負担する。
「あの時、飲みに行かなければ・・・」
自分も家族も、大きな悲しみに包まれてしまいます。
悲しいイメージを想像していただきましたが、、、
今回は生命保険や医療保険以外に、このタイミングで使える可能性がある意外な保険を紹介します!
それは、追加で加入するようなものではなく、意外なものなのです。
意外と最強?人身傷害保険
その名も、人身障害保険!
これは、馴染みがあるような、ないような、、、
そうです。自動車保険についているオプションでございます!(対人・対物の下のところらへんによく書いてます)
この人身障害保険とは何かというと、
「お車の運行に起因する事故等で生じたケガによる治療費・休業損害あるいは死亡による逸失利益・精神的損害等、補償を受けられる方1名について、過失割合にかかわらず保険金額を限度に実際の損害額(総損害額)に対して保険金をお支払いします。(東京海上日動HPより引用)」
つまり、自分の契約した車に乗ってて、事故をして怪我した場合、過失割合関係なく(ここもすごい大事)保険金額を限度に支払われる補償になります。
対人・対物が車の外のことに対する補償だとしたら、車内にいた人に対する補償がこの保険なんですね。
しかし、この保険!
なんと自分の車に乗っていない時にも使えるのです!(※保険会社や特約による)
これが、最初に言っていた、歩行中に轢かれた場合で、治療費がかかった例でも適用になります!
怪我でしたら、治療費・休業損害・精神的損害・・・
後遺障害が残ってしまったら、治療費・介護費・逸失利益・精神的損害・・・
亡くなってしまったら、葬儀費・逸失利益・精神的損害・・・
医療保険や生命保険などでしか対応できなかったと思われるものが、まさかの自動車保険で対応されるのです。
自分の持ってる車の事故の場合だと自動車保険が使えるのはイメージできますが、車に乗っていない時でも適用されるのがびっくりですよね!!
でも、実はびっくりすることは他にもあるのです・・・
自動車保険最大のデメリットの影響を受けない!
自動車保険の最大の特徴で、最大のデメリットは
「使ってしまうと等級が下がること」
です。
等級とは、保険料の割引率を定めるための区分なのですが、高ければ高いほど保険料が安くなります。
6等級からスタートして、20等級がマックスで、毎年保険を使わなければ1等級ずつ上がっていきます。
これが、保険を使うと3等級下がってしまうのです。(悲しい・・・)
こういったものをカウント事故というのですが、なんと人身傷害保険はノーカウント事故となり、なんと等級が下がらないのです!
事故件数にも数えられず、保険料も上がらない。
使わなきゃ損でございます!(ちなみに弁護士費用特約もノーカウント!)
家族も対象
「俺、車持ってないしなぁ」
という声も聞こえてきそうですが、なんとなんと、家族のかけている自動車保険で適用される場合があります!!
配偶者や自分の子供、同居の親族、別居している未婚の子供まで補償されます!
ということは、自分の子供や配偶者が歩行中の自動車事故や他人の車で事故に会った時でも補償されるのです!
つまり、自分が車乗っていなくても適用する可能性があること。
範囲が大きいのは、本当に嬉しいことですよね〜。
まとめ
ここまで人身障害の補償の話をしてきましたが、大切なことは
「この仕組みを知っていたか」
かどうかです。
歩行中に自動車保険が使えることだったり、家族がかけてくれてるものでも適用になることだったり、等級も下がらないことだったり、ご存知でしたか?
これらのことは知っていないと、請求すらできないのです。
自動車保険や火災保険は、特に車屋さんや不動産屋さんや、銀行さんから加入した人が多いと思います。
でも、車屋さんは車、不動産屋さんは家、銀行さんはお金を貸す専門家です。
ということは、保険に対してはプロではないのです。
「補償内容はなんだっけ?」「使い方をしっかり教えてくれてないなぁ」と思う方は、一度見直してみることをお勧めします。
知っていると知っていないだけで、今日の例では数千万円変わります。
日曜の夜でサザエさんが始まる前ですが、自分の補償を一回確認してみましょう〜!
皆様が知らないことで大きな損失を被らないことを祈っております。
では、本日もありがとうございました!