こんにちは!
株式会社スコッチの築地です。
息子がハイハイを覚えて、いろんなところにつかまり立ちをして、そこら辺にあるものを何でもテイスティングしています。
かつて人力車の先輩に
「子供は3歳までに一生分の親孝行をしてくれる。だからこそ、その時は特に一緒にいてあげた方がいい」
という言葉を胸に、育児を楽しんでおります。
子どもが笑顔になる社会を作っていきたいものですね〜。
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さて、ここから本題に笑
今回は、今巷で話題の「火災保険」に関して記事を書いていこうと思います。
・マイホームを購入し、それから火災保険を見直していない人
・今後マイホームを購入検討している人
・火災保険の内容をわかっていない人
上記の方は特に記事を読んでいただきたいと思います。
では、お願いします。
2022年10月からの火災保険が改悪されます、、、
火災保険は、実はさりげにちょくちょく値上げをされております。
今回の変更点の大きなポイントは以下の3つ
・参考純率の値上がり
・長期保険契約の廃止
・破・汚損免責5万円
一つ一つ見ていきましょう。
参考純率の値上がり
各保険会社は火災保険の保険料を決めるときに、損害保険料算出機構の決めている「参考純率」というものを参考にしてます。(ここは覚えなくて大丈夫です)
その参考純率を、10.9%引き上げると発表されました。
実は値上げは直近4年間で3回ほどしているのですが、今回は過去最大となります。
もちろん、あくまで参考にしているので、すべての保険会社がそこで保険料を一斉に上げるというわけではありませんが、大手保険会社は値上げを既に決定しています。
火災保険料は構造(木造か、鉄骨か、マンションかetc)や築年数、エリアによっても金額が違うので、一概には言えないのですが、ほとんどの方で値上がりが予測されます。
大阪や宮崎、沖縄の方は30%近い値上げが予測されるので、かなりの改悪と言えますね、、、
長期保険契約の廃止
火災保険というものは、長期割引が存在し、長い契約ほど安くなります。
現在、その長期割引は現在MAX10年なのですが、10月以降は5年が最長になります。
ちなみに、同じ5年契約を考えていたとしても、9月に5年契約と、10月に5年契約を契約するのでは、先ほどの保険料の値上げに加え、割引率も悪くなっております。
かつては、35年契約があったのですが、それが数年前に10年になり、今回は5年になり、、、どんどん短くなってきてます。
後々は長期契約という考え方すらなくなってしまうかもしれないですね、、、
破汚損の免責5万円
火災保険は、実は火災保険という名前を変えた方がいいほどに、火事以外にも活躍します。
その無敵にしてくれる最大の特約(オプション)が「破汚損」になります。
例えば、
・子どもがボールで遊んでて窓ガラスを割った
・モノを落としてしまい、床が傷ついた
・家具を搬入しているときに、壁紙が破けてしまった
なども、実は火災保険でお金をもらうことができるのです!!!(意外と知らない人が多い)
突発的な事由で起きたことを、うまくカバーしてくれるのが「破汚損」になります。
これが、今までは免責1万円(10万円給付されたら1万円だけ引かれて9万円になるイメージ)だったのですが、これが10月以降大手保険会社は免責が5万円となります。
つまり、些細な事で保険を請求することが難しくなってくるということです。
9月と10月の1ヶ月だけで、火災保険が使いにくくなる、、、
ここもしっかり押さえておかねばいけないところになります。
火災保険の改悪の経緯
では、なぜこのように改悪されているかというと、大きくいうと火災保険会社の収支状況の悪化と、不正対策となります。
ここ数年で、自然災害が増えましたよね?
熊本や大阪の地震、台風、広島や岡山の豪雨、、、
災害が一気に起きたため、長期契約における10年後の未来予測が難しくなってきており、見直しがかかったという経緯です。
あとは、悲しいですが、不正請求業者の増加になります。
台風が通った後にたくさん生まれてくるのが、不正請求業者になります。
いきなりピンポーンと家に来て
「外から見てると瓦が割れてますよ〜!火災保険でお金おりてくるので、タダでなおせます!」と言葉巧みに近づいてきて、杜撰な工事をしたり、
悪いところは、わざと瓦を壊して不正請求するような人もいたり、
火災保険会社はこの業者たちをどのように対策するか頭を悩ませた結果、請求を簡単にできなくしたというのが経緯になります。
つまり、悪い業者が多く発生したため、一般的な契約者があおりを被ったとも取れます。
火災保険は、いくら請求しても自動車保険と違って保険料が上がらないという仕組みであり、かつ破汚損をつけているとかなり補償範囲が広がります。
そこを正しくお伝えして請求を手伝ってくれるいい会社も知っていますが、悪い会社も多く、このような改悪につながったみたいですね。
火災保険の見直しをした方がいい方は?
最初にブログ読んでいただきたい方とも被るのですが、
・火災保険の契約が10年未満(数年前に契約した方)
・火災保険の満期が近づいている方
・火災保険に破汚損がついていない方
・そもそも内容がわからず、確認したい方
・火災保険を見直したことがない方
上記の人は一度、見積もりを取ることをおすすめします。
ちなみに、過去に10年契約で当時一括払いしてて、今4年経ってる方は、解約したら残り6ヶ月分のお金が返ってきます。
その返ってきたお金に4年分のお金を足して、9月までに新たに10年契約を結ぶ!というイメージです。
そうすると、今後の値上げにしばらくビクビクしなくて良くなります!
いっていただけたら、弊社も火災保険の代理店を取得しておりますので、見直しはお手伝いできます。
ちなみに、10月以降も免責1万円で契約できる会社や、新築の場合だと逆に割安になる可能性がある保険会社など、いろんな保険会社を持っていることで伝えられる情報があるので、それは個別に聞いていただけたらと思います。
期限があり、殺到しているので、これを検討される方はできるだけ早めにお願いします!
まとめ
今回は、期限が迫っていることもあり、火災保険の話を中心にしようと思いました。
ちなみに、保険の分野の話でいくと、
「何のために入っているか?」
「どういった時にお金がもらえるのか?」
ここは把握してますか?
保険は、家と違って形がないものになります。
ということは、形を自分で作らなくてはいけない。
どういうことかというと、
「自分で目的を定める」必要があります。
これは、さらに大きくいうと、お金もそうです。
「何のために貯めているのか?」
目的がない貯めたお金は、よくわからない不安を助ける一つにはなりますが、最後は怖くて使えなくなります。
日本人は、「亡くなった時が一番お金持ち」と言われるくらい、お金を残してなくなる方が多いです。
サラリーマンの方は、時間をお金に変える働き方なので、お金とは、自分の人生の時間なわけです。
だからこそ、何となくではなく、出口を意識した貯め方をよくお伝えしています。
「使い方」に関しても僕らFPはお客さんの価値観を意識してプランニングしているので、また気軽に聞いてください〜!
火災保険と最後は全く違う話でずれちゃいましたが笑
火災保険は本当に9月が勝負です!!!
後半になるとなかなか量的に弊社で見積もりも取れなくなる可能性があるので、また公式LINEの方に連絡ください〜!
では、失礼します〜!!