こんにちは、skotti代表の日下部です。

お盆を過ぎてから少し暑さが和らいできましたね。

本日は今年の10月から変更になる火災保険の料率変更について書いていきたいと思います。

【10月からの変更について】

少し前に新聞やニュースにもなったので、ご存知の方もおられるかと思いますが、少しわかりやすく説明していきますね。

※参考:日本経済新聞5/8付 【火災保険料、10月から5~9%上げ 大手損保4社】より

この値上げですが、火災保険料率を決める損害保険料率算出機構が金融庁へ届け出をした内容が元になっています。

以下の資料をご覧下さい。

※損害保険料率算出機構「火災保険 参考純率改定のご案内」より

この図は建物に2,000万円、家財に1,000万円の保険金がかかっている場合の構造ごとの改定率の例です。

構造ごとにそれぞれ違います。

画像にもありますが、まず、M構造、T構造、H構造について説明しておくと、

M構造は主にマンション

T構造は耐火構造といって、文字通り火に耐える構造になっている物件

H構造は木造などM、T以外の建物のこと(木造であってもT構造の場合もあるので注意)

となります。

では改めて画像を見てみると、M構造は最小でも愛媛県の+4.1%となるので、

「マンションに住んでおられる方(M構造)は10月以降の契約に関しては、保険料が上がる可能性が高い」

ということになります。

(可能性が高いという表現にしているのは保険会社によって試算保険料が異なるため)

そしてT構造(耐火建物)やH構造(主に木造建物)では、逆に料率が下がっている地域もあります。

つまりニュースや記事で書いてあるのは、あくまで【 平均 】ということですね。

ただし、これらはあくまで一例に過ぎず、実際に10月以降の保険料が上がるか、下がるかに関しては、実際に見積もりを取られるのが重要です!

今の時期であれば、9月末までと10月以降の2つの見積もりを出してもらえると思います(ネットで見積もりできるところもあります)

【 保険料を安く抑えるには 】

火災保険には最長で10年間の長期一括での契約が可能です。

もし保険料が上がる地域の方であれば、10年一括で契約することによって保険料を抑えることが可能です。

うまくいけば1万円~5万円ほど安くなる可能性もあります。

もし値上げすることがわかっている構造にお住まいの方や地域の方は長期で加入された方は節約になるでしょう。

「うちの場合はどうなの?」という方がおられれば、是非担当FPへ!

ご質問だけでもOKです♫

ではでは!