こんにちは、ファイナンシャルプランナーの築地です。
今回は、ローンと金利の話についてお伝えしていこうと思います。
一般的にローンを繰り上げで返済したいと思う方は結構多いです。
金利もかかってくるし、借金も早く返したい。
そんな中で使われるのが「繰り上げ返済」
まとまったお金ができるたびに繰り上げ返済をしていくご家庭は結構おられます。
ローンを組むときに頭金を用意したほうがいいのかどうかという相談もよく受けます。
せっかくなので、今回はお金を生み出す金利の考え方についてお伝えしていきたいとおもいます。
お金を生む金利の考え方とは?
金利というのは、預金だとしたら高ければ高いほうがよく、借金でしたら低ければ低いほうがお客さんにとっては嬉しいものです。
金利には、お金を一番に生む考え方があります。
それは、金利の低いところで借りて、金利の高いところに預けることです。
基本的なことですが、必ず意識してください。
例えば、200万を1%のところで借りたら手元に200万あるけど2万円の利子がつきます。
では、この200万を3%のところに預けると6万円の利息がかえってきます。
生み出したお金は6万円(利息)から2万円(利子)を引くと4万円プラスになります。
単純にいうと、この原理をうまく活用していけばお金は生まれやすいですね。
でも、結構多くの方は0.1%の定期預金にお金を預けて、15%のエステのローンを組んだりしてます(逆!)
「金利は低いところから借りて高いところに預ける」
大切な考え方なので、必ず覚えておいてください
ローンを組むのに適しているもの
僕の中で、現金で支払うよりもローンを組んだほうがいいのは2つあります
それは住宅ローンと車のローンです
なぜなら、金利が今の時代は劇的に低いからです。
親の世代は金利が高かったから頭金や繰り上げ返済をして元金を減らしていくことが得な時代でした。
今は、車は2%以下で家に限っては1%を切る時代です。(親の世代は住宅ローン7%とかです)
低金利で借りれるなら、長く借りたほうがいいです
今後日本は予想では高い確率でインフレ(物価が上がる状況)にもなってきますしね
家と車は低金利なのでローンを長く組むということはお伝えしましたが、金利の考え方をうまく使っていくならばそこから工夫がいります
金利をうまく活用していくには頭金や繰り上げ返済のための資金をどこに預けていくのかというのが大切です。
例えばですが、単純に2%以下のローンでお金を借りているので、3%以上の金融商品にお金を預けていくということができたらお金は増えます。
住宅ローンを退職金で一括で返す方が結構おられますが、老後がいつまで続くかわからないですし、手元の現金が一気になくなるので今の時代はやらないほうがいい方法です。
退職金は、いかに減らさないようにするかが勝負なので。
まとめ
- 金利は低いところから借りて高いところに預ける。
- 住宅と車はローンをがっつり組む
- 繰り上げ返済はせずに、金利の高い金融商品を活用する
ということをお伝えしました。
お客さんの方向性により少し変えたりはしますが、基本はこの考え方で僕はプランニングしています。
多くの人たちがしていることを盲目的にしていくと、いい場合にすすまないことが多いです
(根拠なく学資保険に入らなきゃいけない、頭金を入れなきゃいけないなど)
みんなが同じことをしてみんなよかった時代は、高度経済成長で終わったと思っております。
自己責任の中で、自分で考えて情報をとっていってくださいね!