こんにちは、ファイナンシャルプランナーの築地です。
消費税が来年10月に上がるということで増えているのが「住宅の駆け込み需要」
「家を今の時期にもう買ったほうがいいんですかねー?」
とよく相談されます。
もちろん答えは個人の方向性とお財布事情によるんですが
家を買うべきか否か、買うならローンを組んだほうがいいのかどうかの判断も含めて、準備のために少しでもお役に立てれたらと思います。
住宅ローンてそもそも何?
まず住宅ローンとは?というところから説明していこうと思います。
家を購入するときに、キャッシュ一括で買うんだ!ということは相当少ないと思います。
そんなときに「銀行からお金を借りて家を買おう!」という選択肢があります。
それが「住宅ローン」ですね。
もちろん銀行からお金を借りているわけなので利息がかかってくるわけです。
住宅ローンの利息は返済期間が長ければ長いほど総支払額が大きくなるという仕組みのため、基本的に返済期間を短くすることができたら総支払は少なくなります。
ただ、返済期間を短くすると家計の毎月の支払いは大きくなるので、ローンに集中しすぎると手元にお金が残らずすごくしんどい思いをするという副作用もあります。
ですので、住宅ローンの利用には家計との擦り合わせに加えて、支払い時の他のライフプラン(お金のかかるタイミング)や完済の状況などをしっかりイメージし、返済期間や借りるお金を決めることが最重要ですね。
親世代の常識と今の状況は全然違う!
親世代(バブルの前)の時は、家を買うと土地価格の上昇により資産になっていましたが、今はどうでしょう?
昔と違い、人口が減少している現代では空き家問題などもあり、家は余っている状態です。
当時は住宅ローンの金利もすごく高かったため、あまりローンを作らないように「頭金」を用意したり、繰上げ返済したりしていました。
今はというと、家をローンで購入する際には住宅ローン控除という減税措置もしっかり取られているので、家の購入10年間は12月のローンの残債の1%が税金から引かれるといった制度ができています。
親御さんの世代の時と同じように頭金や繰上げ返済を積極的にしていったらいいのか?
賃貸だとお金をドブに捨ててるのと同じなので、すぐに家を買ったほうがいいのか?
前提が全く違うので、親御さんのアドバイスだけを鵜呑みにせず判断するための材料を集めたほうがいいですね。
まとめ
簡単な住宅ローンのお話をさせていただきましたが、
大切なことは現状の家計と国の制度、住宅ローンの金利や制度の現状を把握し、自分にあったプランで家の購入を考えていくことです。
周りが家をどんどん購入していっても、自分は自分
どんなライフスタイルで生きていきたいのか?
それには、どのくらいお金がかかるのか?
まずは自分のライフプランを立ててみましょう!
このブログを読まれている方は、すでにファイナンシャルプランナーが専属でアドバイスをもらっていると思いますので、気軽のご相談してみてくださいね!