こんにちは!
スコッチ代表の築地です。
今回は、積立NISAの相談を受けることも増えてきたので、簡単に投資の基本用語の解説をし、老後資金を貯めることのいくつかの価値観(ここが一番言いたい!)を最後に書こうと思います。
ではでは、久しぶりによろしくお願いします!
インデックス?アクティブ?
積立NISAを勉強していると、「インデックス投資」という言葉を同時に聞くと思います。
簡単に図解にしたものが以下の通りです。

(引用:「アクティブファンドとインデックスファンドの違いは?」三井住友DS投信直販ネット)
こちらの図解のように、インデックスファンドは指数に連動していくことを目指し、アクティブファンドは指数を上回ることを目指していく投資手法です。
インデックスファンドのように指数に連動させていくというのはある種機械的なので手数料が安い傾向にあり、
アクティブファンドはプロのファンドマネージャーがガッツリ企業分析や調査などを行い、独自の投資方針により銘柄を決めているという特徴があるため、手数料はやや高めという傾向があります。(漢字とカタカナの量が多くてしんどいですね泣)
インデックスっていう言葉が付箋って意味なので、指数に付箋をつけてずっと追いかけていくのがインデックス投資で、
プロがアクティブに投資頑張るぜ!ってしてるものがアクティブファンドというように雰囲気で覚えてもらえたらわかりやすいのではないかと思います!(ざっくり)
積立NISAはインデックスファンド!
ちなみに、聞き馴染みのある積立NISAはほぼインデックスファンドで構成されています。
積立NISA自体はただの箱で、大切なのはその箱の中に何を入れるか(どんな商品を入れるか)が鍵になってきますが、基本的に200種類ほどの中から選んでいく仕組みになっています。
200種類と聞いて、多いか少ないかは人の感覚にもよると思いますが、投資信託という仕組み自体がさらに数千もの会社に分散して投資をしてくれてるので、世界経済に連動して投資したり、日本の不動産を中心に投資したり、いろんなパック商品(投資信託)に一つだけ投資をしてるという人も多いです。
積立NISAの非課税期間は20年の為、資産形成にとって王道な「長期・分散・積立」という3つが勝手にできるため、今人気がすごく出てるというのが現状ですね。
お金に詳しい人は、アクティブファンドも活用している。
ほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないという声も王道としてあるのですが、それでもお金に詳しい人はアクティブファンドを活用している人も多いです。
うまくいけば、インデックスファンドよりも圧倒的なパフォーマンスを出しているものもあります。
投資先を自分で選びたくて、「手数料が高くても、それを上回る運用実績であればいい」という価値観の人であれば、アクティブファンドも活用していくのは選択肢としてアリだと個人的には思っております。
値動きが激しくて、振り回されることも多いですが、爆発力はあるので、ぜひもし気になった人は色々相談してくださいね!
そもそも老後資金の対策として、どんな方法がある?
さっきは一般的な話だと思うのですが、ここからは考え方をお伝えしていけたらと思います。
上記の積立NISA(インデックス投資)やアクティブ投資は多くは「老後資金の確保」のために始める方がすごく多いです。
では、築地は老後資金の対策に必ず投資が必要かという意見かというと、意外と「してもしなくてもどちらでもいい」と考えております。
早めにお金を貯めてしまって運用益で生活するんだ!(最近の言い方だとFIRE)という方だと、運用は必要かもしれないですが、目的が老後資金ならば、別の対策もできます。
その方法を採用するならば、今を躍起になって貯金する必要はないかもしれません。
それは何かというと、
「年金を活用する」
ことです。
年金って、そもそもなんなのかというと、保険なのです。
何の保険かというと、「長生きリスク」に対する保険になります。(もっというと遺族年金や障害年金など、いろんな対策になるので、年金って奥が深いのです)
だから、この保険をフル活用した方が老後問題は解決しやすいです。
具体的には、年金を65歳でもらうのではなく、70歳受給にするだけで65歳でもらう時よりも42%増えます。
夫婦で年間250万の収入だと、350万近くに増えるわけで、この状態だと毎年貯金ができる家庭もおられる可能性があります。
働かなくて、年金で毎年プラスになる状態がずっとなくなるまで続くなら、老後の費用の心配はなくなってますよね?
じゃあ65歳から年金受給の70歳までは、職場で働くか、退職金で5年過ごすかという選択をすれば年金を伸ばすことは意外と無理なことではないです。
ということは、現役時代に無理して(心にストレスを抱えて)投資をする必要はないと思います。
お伝えしたいことは、
「絶対投資をしなくちゃ老後はやっていけないんだ、、、」
と考えるのではなく、
「いろんな選択肢があることに気づくように勉強すること」
が大切ということです。
まずは「知る」 そして、「深める」
年金を活用していく前提でライフプランを組んであげると、少し不安が取りやすいですよねというお話でした!
もう少し深めて考えてみると、、、
もう一つ、最近個人的にハマっているのは
「老後が来ない生き方をする」
という価値観を提案してます。
つまり、一般的な老後(仕事を引退して過ごす余生)ではなく、好きな仕事をずっとしながら生きていくというライフスタイルです。
老後対策はしなくてもいいです。老後が来ないので笑
この考え方は、先述した年金を遅らせることも合わせて行うのも相性がいいですし、何より好きな仕事をしているとそもそも健康になります。
今は嫌な仕事ではなく、好きな仕事にチャレンジがしやすい時代です。
一生涯やっていきたい仕事を作り上げていくためにも、将来のお金の投資に回すのではなく、自分の経験や知識にお金をかける。
つまり、「株式投資」じゃなくて、「自己投資」の大切さを全面的に伝えている価値観です。
一生やりたいと思える仕事を探すお金の使い方も、アイデアの一つとしてどうでしょうか?
まとめ
投資ばっかりに目がいって、今にお金を使えない人がたくさんいます。
お金を持って天国にはいけないので、
今のタイミングだといくらまで使っていいのか?
理想の状態にはいくらお金が必要なのか?
などを弊社のFPにお気軽に相談してもらえたら嬉しいです。(ご紹介は特に泣いて喜びます)
お金に関していろんな切り口・哲学を世の中に広めていけたらと考えてますので、ぜひ応援ください。
それぞれの価値観に合わせて最適な方向性をご提案し、一緒にサポートしていけるよう引き続き頑張っていきますね〜!
では、長くなりましたが、失礼します!