こんにちは!

スコッチ代表の築地です。

今日は、「贈与」に関してお伝えしていこうと思います。

相続などの相談は結構多いのですが、意外とこの贈与に関して詳しく知らない人が多いです。

該当する人はもしかしたら少ないかもしれませんが、知らなかったら大損する可能性がありますので、ぜひ読んでみてください!

では、よろしくお願いします。

連年贈与と暦年贈与

贈与は

「110万以内だったら非課税になるんでしょ〜」 という方おられますが、正確にはもう少し注意するところがあります。

例えば、

「毎年忘れないように元旦に100万円を10年にわたって贈与をした。」

という形ですと、これはなんと贈与税がかかる可能性があるんです!

しかも、無申告加算税や、延滞税がかかることも。。。

なぜこのような形になるか?

それは、「最初から1,000万円贈与しようとしてたでしょ?」

と認識されてしまうからです。

この場合だと、なんと毎年100万円贈与してたのに、この1,000万円が税金の基準になってしまい、まさかの贈与税が発生してしまうことがあるのです。(税金はこのケースだと約200万、、、)

これを「連年贈与」と言います。

ちなみに、皆さんのイメージ通り(?)の贈与は「暦年贈与」と言い、こちらが毎年110万の非課税枠を有効活用するテクニックになります。

つまり、連年贈与か暦年贈与になるかならないかで全然変わってくるのです。

では、どのようにしたら「暦年贈与」になるのでしょうか?

次はそこを見ていこうと思います。

暦年贈与にするためには?

一般的に、連年贈与認定を避けるための方法はいろいろありますが、

税理士さんに確認をすると、

「贈与は毎年少し違う金額を、毎年違う日時に行い、都度に贈与契約書を作成する」

のがベターな方法とのことです。(ちなみに、銀行振り込みだと履歴も残るのでなお良し!)

要は、「最初から1,000万円を渡すつもりじゃなかったよね?」ってことが証明できたら暦年贈与になる可能性が高いのですね。

そのほかにも、

110万円を超える贈与をして贈与税を支払ったり、もらった側が贈与財産を使ったりすることで回避することもできます。

めんどくさい!と思ったかもしれませんが、それだけで税金がかなり変わりますし、贈与契約書もネットに雛形が転がっててむちゃくちゃ簡単ですので、臆することはないです笑

もし、贈与を親御さんに相談されたらぜひお伝えしてみてください!

聞いただけの知識は、一回しっかり調べよう!

贈与税の仕組みなんて、習うことがないので、知らない方がほとんどです。

しかし、活用をしっかりしていくと相続税対策にとんでもない効力を発揮します。

でも、僕からの発信だけを信じるのではなく、自分でも情報収集をしてみてください。

僕や、このブログは、あくまで「きっかけ」

自分で調べるための切り口をお伝えしています。

「本当にこれであっているのか?」

「自分にこの方法であっているのか?」

自分で考えることは、向き合うことでもあります。

そして、それでも聞きたいと思ったら僕らに相談してみてください。

僕らFPと協力体制にある士業の専門家たちが具体的に方向性を示して、いいロードマップをひいていきます。

最近は、WEBの時代になったので、全国どこでも対応できるようになりました!

スコッチ自体もどんどん皆さんのニーズに応えられる体制を作っていってるので、楽しみにしててくださいね!

では、失礼します〜!