こんにちは!スコッチの大竹です。
子供が保育園に行くようになり、朝の登園は私がやるので、子供のご機嫌を取りながら朝ご飯、着替えをさせています。
時間が無い時にご機嫌ななめになると困るので最近はアンパンマンのぬいぐるみをフル活用しています。
アンパンマンのぬいぐるみを持って、アンパンマンがお着替えしなとダメって言っているよ?
と言って着替えさせます。アンパンマンの言う事はすんなり聞いてくれる子供ちゃんです。
三大疾病って何?
がん(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患、この3つの病気を総称して「三大疾病」と言います。
日本の死因の上位を占める病気となっていて入院が長期化する病気となっています。
日本の死因の上位はこの様になっています。
第1位 悪性新生物・・・378,835人
第2位 心疾患・・・・・205,596人
第3位 老衰・・・・・・132,440人
第4位 脳血管疾患・・・102,978人
第5位 肺炎・・・・・・78,450人
※参考
厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況」より
厚労労働省の発表では平成22年までは脳血管疾患はずっと3位に入っていました。
【悪性新生物】
がんとは、細胞のミスコピーがきっかけで起こる病気です。
細胞のミスコピーは毎日体の随所で起きていますが、通常異常な細胞は死んだり、免疫機能により排除されるので体全体の秩序は保たれています。しかし、がん化を促進する遺伝子が目覚めると、細胞のがん化へのプロセスが始まります。
生活習慣病や環境などの影響により、誰でもがんになる可能性があります。
【心疾患】
心疾患とは心臓疾患の総称です。
心臓をとりまく冠動脈に動脈硬化が起き、血液が運んでいる酸素や栄養分が心臓の筋肉にいかなくなり心筋障害が起こる虚血性心疾患、ウイルスの感染などによる急性心筋炎など、肺の疾患による肺性心疾患などがあります。
虚血性心疾患は、喫煙、高血糖、高血圧、脂質異常、歯周病などの生活習慣病が主な危険因子です。
【脳血管疾患】
脳血管疾患とは脳の血管異常によって起こる病気の総称です。
脳梗塞は、脳の血管がつまる病気、脳出血は脳の血管が破れる病気、くも膜下出血は脳の血管のコブが破れる病気でまとめて脳卒中といいます。
脳血管疾患はたとえ病気が治っても片側手足の運動障害や感覚が麻痺したり、簡単な計算ができなくなる、スムーズに発音ができなくなるなどの後遺症が残る事があります。
三大疾病のリスクとは
三大疾病の患者数それぞれの入院日数、治療費など
・悪性新生物
総患者数 約178万人
平均入院日数 17.1日
初発時の定期的な通院数 3.4年
年間治療費 平均43.3万円
・心疾患
総患者数 173万人
平均入院日数 19.3日
初発時の定期的な通院数 5.9年
年間治療費 36.0万円
・脳血管疾患
総患者数 111万人
平均入院日数 78.2日
初発時の定期的な通院日数 4.6年
年間治療費 39.8万円
※参考 厚生労働省 平成29年患者調査より
最近は医療の進歩により昔に比べると入院日数などは短縮されていますがそれでも2約週間は入院する事になり、中でも脳血管疾患は突出して入院日数が長くなっている事が分かります。
三大疾病になると一つ目のリスクとして治療費があげられると思いますが、上記の例は平均なので治療法の選択によっては高額になる例などもあります。
2つ目のリスクとしては収入が減少する事。
収入減に対しては以外に考えておられる方が少ないという印象です。
三大疾病罹患後の収入の変化 保険会社の聞き取りと調査によると
悪性新生物
年収が減少したと答えた割合 19.4%
減少した割合 平均4.6割
心疾患
年収が減少した答えた割合 17.6%
減少した割合 平均4.3割
脳血管疾患
年収が減少したと答えた割合 30.6%
減少した割合 平均5.3割
どうでしょうか、三大疾病に罹患すると3~5人に1人が収入が減ったという結果になりました。
収入減がおよそ4~5割という数字は私は結構な収入減になるなと思いました。
まとめ
本日は三大疾病について書いていきましたが、日本の死因の上位の病気なので決して人事ではない病気となっています。
対策としては生活習慣を改める、食生活を気をつけるなどあると思います。
病気はなりたくてなる物ではなく、病気に関しては気をつけていたとしてもなる時にはなってしまうので、なった時に困らない様に対策をしておく事が大事だと思います。
自分が望むライフプランを叶える為に、三大疾病に備える為にはどうすれば良いのかはそれぞれの担当FPに聞いてみて下さい!
本日もお読み頂きありがとうございました。