こんにちは。スコッチの大竹です。本日は奨学金についてお話させていただきます。
今のコロナ禍、突然の収入ダウンなど、予期せぬ事態が起きても子供の進学は諦めたくない!
そんな時に頼りになる制度の一つが「奨学金」。
今は2.7人に1人が奨学金を借りる時代と言われています。
奨学金は教育費が足りなくなった時の切り札になります。
今借りるつもりはなくても、正しく知れば、教育資金への不安をなくすことができます。
どんなタイプがあるか?
返さなくていい「給付型」と返す必要がある「貸与型」の2つ。
貸与型には返すときに利子がつく「第二種」と、利子がつかない「第一種」があります。
第一種は借りられる上限額があるので、第二種と併用することも可能です。
どこに借りて、返すのはいつから?
奨学金の約8割が、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の制度を利用しています。貸与が終了した7か月目から返還が開始される。返された奨学金は後輩たちに使われるので仕組みなので、「返済」ではなく「返還」と言われます。
■月にいくら返すの?
JASSOでは前年の収入の応じて金額が決まる「所得連動返還」と、毎月一定額を返す「定額返環」がある。定額返還は借りた総額で、返還月額と年数が決まります。返還期間は最長20年です。
■いくら借りられるの?
JASSOのホームページ内「進学資金シミュレーター」で、どの奨学金が利用できていくら借りられるか、生活費がいくら必要かなどをシミュレーションできる。スマホ用アプリもあります。
■春にするべきことは?
貸与型の第一種は、通っている高校を通じて、毎年4~6月に申し込む第一回「予約採用」のみ。大学や企業、地方公共団体・財団主催の奨学金も締め切りが早いので、事前にリサーチが必要です。
まだ進路が決まっていない場合は?
進学後、手続きをするときに辞退したり、金額や返す方法も変更できるので、志望校や進学するかどうかが決まっていなくても申し込んでおくことが大切です。
教育費をかけすぎて、自分たちの老後資金が足りなくなり、将来子供に迷惑をかけてしまう事態になることもあり得ます。
全額返す必要のない「給付型」や利子のつかないタイプも増えています。
貸与型を返すには、大学卒業後9~20年かかる人が多いです。
就職後のことをイメージして、いくらなら返せるかを考えて借りることが大切です。
まとめ
利子がかかる第二種も、在学中に返すことができた分は利子がかかりません。
就職後に繰り上げ返還し、短期間で返せる人もいます。
とはいえ、奨学金は借金。
しかし計画的に利用すれば、子供の可能性を広げてくれる未来の投資になります。
奨学金が必要になる時期は決まっています。
それぞれのライフプランを組んでいき、必要になる時期に何で準備していくのか?
そのプランを組むお手伝いを私達がさせて頂きますので、それぞれのプランナーに気軽に相談して下さい。
本日もお読み頂きありがとうございました。