初めまして!
この度、2022年の1月よりスコッチに入社いたしました藤川です!
前職はシステムエンジニアをやっていましたが、転職してファイナンシャルプランナーとして頑張っています。
毎日学びが多く、これからもっと成長していく予定です!
さて今回は、金利の2つの種類の違いについてお話ししていきます。
金利の種類は2種類ある
まず、金利には2つの種類があります。
単利と複利です。
まずは、金利の計算方法の違いを見ていきたいと思います。
単利とは、元本に対してのみ利息を計算する方法です。
複利とは、利息を元本に組み入れてから、利息を計算する方法です。
例えば、元本100万円を年利10%で5年間運用した時の、それぞれの増え方をご紹介したいと思います。
単利・複利のお金の増え方
単利計算をした場合
【1年目】100万円+(100万円×10%)=110万円
【2年目】110万円+(100万円×10%)=120万円
【3年目】120万円+(100万円×10%)=130万円
【4年目】130万円+(100万円×10%)=140万円
【5年目】140万円+(100万円×10%)=150万円
単利計算だと、5年間で50万円お金を増やす事ができます。
複利計算をした場合
【1年目】100万円+(100万円×10%)=110万円
【2年目】110万円+(110万円×10%)=121万円
【3年目】121万円+(121万円×10%)=133.1万円
【4年目】133.1万円+(133.1万円×10%)=146.41万円
【5年目】146.41万円+(146.41万円×10%)=161.051万円
複利計算では、5年間で61.051万円お金を増やす事ができます。
今回の例では、単利と複利での差額は
110,510円
複利の方がお金が増えます。
天才科学者が「人類最大の発明」と呼んだ

相対性理論を発表したアインシュタイン博士も、
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)
と、言葉を残しているほど複利の効果は絶大です。
短期間では、単利と複利の差はあまりつきません。
しかし、時間が経つにつれて差が大きく広がっていきます。
では、複利効果を上手く活用する方法を最後にご紹介したいと思います。
複利と相性が良い制度
・積立NISA
・iDeco(個人型確定拠出年金)
・積立投資信託
・変額保険
まとめ
今回は、単利と複利の違いについてお話ししていきましたが、いかがでしたか。
長期的に見えると、単利より複利の方がお得なんだなと覚えていただけたら幸いです。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事が、ご自身の資産形成を考えるキッカケになることを願っております。